バンクーバー旅行




カナダ在住の知人が住宅とゲストハウスを10年もかけて自作したのでこないか?で出かけた。 左が本宅で、右がゲストハウス。私たち夫婦は、夜は薪ストーブで癒やされるゲストハウスに泊まった


シアトル経由でバンクーバーへの二週間の個人旅行で、初めてパスポートチェックインシステムを使った。パスポートによる自動チェックインは、スムーズにいったのだが、女房と席が離れている。
チェックイン機能で横並びを指定したら5000円かかると案内された。もったいないのでお互いに通路側の席を確保し、ばらばらのままにした。でもびっくりした。もっと早くからパソコンで席を確保しておけばよかった。LCCだから席は満席であった。

シアトル空港の入国審査はイスラム国の問題もあり厳重で長蛇の列だった。バンクーバーへの乗り継ぎ時間は1時間しかなく間に合うかどうか心配になった。空港はESTAの初回利用と二回目以降に分かれ、私たち夫婦は初回利用なので、両手の全指指紋と顔写真を撮られた。乗り継ぎでも荷物は受け取り、また預けるのである。バンクーバーへの乗機時間の10分前に着いてホッとした。
シアトル空港のデルタ航空出発ゲート付近は、ちょっとわかりにくいが、椅子の横に縦の柱があちこちにあり、モバイル機器の充電が誰でもできるように電源コンセントが備わっている。さすがアメリカだなという感じがする。
びっくりしたのは、シアトルからバンクーバーまでのデルタ機内にwifiがセットしてあり、メールやSNSは見ることができたが、送信はできなった。


バンクーバー島の東にあるガリアノ島は、南北に30km、東西は1kmくらいの細長い島で住民は1200名らしい。瀬戸内海や佐世保の99島を連想させる。車で走行しているとあちこちに鹿が歩いており、家屋は鹿の食害対策に力を入れていた。自然のみを楽しむ別荘地であった。
回遊魚の私としては珍しく、散歩やビューポイントである山の散策などゆったりとした1日を過ごしている。
中心街はフェリーターミナル、警察、ガススタンド、postoffice、レストラン、写真のコンビニサイズの食料品くらいしかない。
しかし店内は洗練されており格好が良かった。島には公共のyifiが3箇所しかなく、私は毎日図書館にかよってyifiを利用していた。


フエリーでBC州の首都であるvictoriaに出かけたホームセンターのTheHomeDept、大型スーパーのSuperStore、カービングなどの刃物専用店、Costcoなどに行った。
スーパーではハロウインのために黄色いかぼちゃが並び、畑には収穫中のかぼちゃ畑があった。島住まいはちょっと出かけるのにカーフェリーを使うが、シニアには曜日で価格サービスがあり、助かるらしかった。


BC州はイギリスの影響が強いのか、イギリス風の家並みであった。ビクトリアの庶民住宅、ちょっとレベルが高いバンクーバーの住宅、右はUBCキャンパス内でハイレベルな感じがした。どれも、空間は芝生でイギリスを思い出させる。


ガリアノ島の5日間はゆったりした毎日であり、散歩や丘のぼり及び知人との会話で費やした。でも自然だけに飽きてしまった。
帰国予定まであと7日残しているので、バンクーバーに移動することに決め、Libralyのwifi利用で、宿泊先探しを始めた。5泊なのでホテルでは高いし、アパートにすれば安い。もっと安いのがモーターホテルということを発見した。
結局、バンクーバーのSkyTrainの駅から歩いて10分だし、wifi利用も無料で、33000円なので、左写真の2400Motelに決めた。
さっそく、船とバス及び高架鉄道のスカイトレインを乗り継いで、バンクバーに着いた。これからはすべてバンクーバー情報である。


背景はすべて違う場所の水辺だが、しばし、それぞれの人を見てもらおう。


バンクーバー観光局の推薦観光地を主に巡った。バンクーバーの中心地WaterFront駅から、SeaBussに乗り、バスを利用して30分ほどでカピラノ吊り橋に行った。そこは、自然の中でゆらゆらの長い吊り橋や太い樹木に支えられた吊り橋散策であった。猿の感覚は味わえるが、入場料が3500円もするのに満足感が低かった。


カラピノ吊り橋を歩く中年女性のおしりの大きさに思わずパチリ。
と言っても写真はすべてipadに任せたので、撮影は当人にはわかりにくい。
 カラピノ吊り橋からバスに乗り、NothvancuverのGrouseMountainまで行ったが、ロープウエイが片道5500円もするので断念した。それにしても観光地は満足感が低いのに料金は高い。写真は木彫動物


バスのりばを探すのに一時間、バスを待つこと一時間だが、15分ほどで着いたスタンレイパークは、広大な緑と水辺であった。外国では新婚カップルは街を歩くが、じゃれあう姿が微笑ましい。
 カナダらしいトーテンポールの群れには、写真を撮る人があふれていた。


体験したバンクーバーの交通事情

AirTrainという名前の鉄道、バス、SeaBussは同一の会社で交通を独占している。よって、旅行者にとってメリットがあるDayPass(1日乗り放題乗車券で1000円弱)が共通で使える。
 驚いたことにAirTrainやSeaBussは乗降時に見せることなく、バスのみ見せるだけです。これは旅行者や現地人みな同じです。無賃乗車が見つかると莫大な違反金が取られると思う。
 いずれも自転車が自由に車内に持ち込まれ、バスのみは前面外側に乗せられようになっている。AirTrainは自動運転で数分おきの山手線並みにきます。しかし、WatterFrontという中心駅を真ん中にVの字方向の三路線しかない。
 よって、庶民は縦横無尽に走るバス利用になる。私も、日本からPDF化したバス全路線図を持ち込んだので、どこに行くのにもそれを利用した。
 バスは1ブロックごとの交差点近くに止まり、停留所間は平均で200mくらいであった。停留所名は道路名で統一されわかりやすく、時刻表通りに運行されていた。
乗客マナーは良くて、私達老夫婦を見つけるとすぐ立ち上がってくれる。バスの次降りるは日本はボタン式だが、車内の窓に紐が張り巡らされており、それを引っ張ることにより停車表示になる。これはボタンを探さなくて良い、引っ張りやすいなどの利点がある。
 道路は住宅街の中でも広く、住宅には駐車場がない家が圧倒的で、路上駐車であるが、交通の支障にはならない。
自動車が交差点を青で出発する際は、まず左折車(日本の右折)が出発してから、直進車と歩行者が出発するシステムはヨーロッパでも見たことがない。この方が安全度が高いかもしれない。
 歩行者には赤になるまでの秒数が表示されるので、途中から横断するときの目安になり、これも事故防止には大きいと思う。


UBC(ブリティシュコロンビア大学)キャンパス内の住宅街は、日曜日だったせいもあるが、静かで広くて清楚だった。


宿泊先からバスで一時間弱のUBCキャンバス内にあるMuseumOfAnthropology(人類学博物館)は、広大なトーテンポールの豊富な林立に目を丸くした。
 展示場は私の好みにぴったりな原住民のお面を中心に、アジア各地のお面が陳列され、さながらお面博物館の感があった。私の家には世界各地や自作のお面が架けられている。
 原住民の生活様式だけでなく、アジアを中心とした世界各地から集められた衣装や装飾品も多く、充実した博物館であった。日本の江戸時代を感じさせる生活用品がたくさんあった。
 カナダ訪問で一番夢中になった場所であった。カナダの観光地は高いが、ここでの入場料1450円は価値があった。


UBCキャンパス内に、バンクーバーで客死した新渡戸稲造の記念公園は立派な日本庭園であった。日本の樹木、苔むした庭、茶室風建物と庭、枯山水の庭などが材木の塀に囲まれ、大学の植物園の一部を構成している。
 数年前、新渡戸稲造の武士道を読んだので、印象があり、訪問先の一つに最初から入れておいた。隣にはUBCでアジア文化の学習に利用されているのであろうアジアンセンターの建物もあった。


彫刻パフォーム

何を見てるの?スタンレイ公園で。仲良くね!クイーンエリザベス公園で。
 ビクトリアの缶詰工場前広場で。


珍しい派手な郵便ポスト。中華街の西寄りにある蒸気時計をしばし眺める。パイプのホイッスルで、15分おきにぽーぽーと時を知らせる。


バンクーバーの中華街にあるドクター・サン・ヤッツェン庭園は、観光局で見どころとして紹介している。孫文を記念して作られた蘇州風の庭園らしいが、期待は大きく外れガックリした。有名な中華街も朝早かったせいか、汚くてちょっと怖い感じを受けた。


格好の良いパトカーと高架鉄道車内の警官は携帯に夢中だった。


人気のグランビル・アイランドは小さな島で、広場の周りに飲食店や生鮮店が軒並みだった。
 対岸はバンクーバー旧市街というが新市街みたいだ。広場では順番で大道芸が行われていた。苺が綺麗にピラミッドだった。


バンクーバーWatterFrontの西にイングリッシュベイがあり、これもバンクーバー観光局の情報で行ってみた。なんのことはない、海岸にイヌイット芸術らしき人スタイルの石が積んであるだけだった。
 しばし、停泊中の貨物船やカヌーの動きを観察して体を休めた。交通網はバスが網の目なのでタクシーは使わなかった。


外国にはミュージシャンが多いけど、二週間でこれしか合わなかった


カナダ・バンクーバー旅行を受けた印象

私はカナダには現職時代、アラスカ含めて数回行っている。その時に、バンクーバーの雰囲気を見て移住するならカナダが良いと思っていた。その思いがあったので女房との個人旅行は楽しみだった。
 バンクーバーの道路は車と歩道とも広く、交通は合理的な面が多く、人には優しい仕組みができており、安全度が高いと思った。危険を感じたことはなく、安心して散策ができた。アメリカみたいにパトカーのサイレンも殆ど聞かなかった。
 高架鉄道が少なく、その分バス網が発達しており、どこに行くのにも本数が多く、バスの乗換えでスムースに移動できた。車内も年寄り優先が徹底しており、若い人はすぐ立つ人が多かった。これも合格。
 住宅は他の物価が高いので価格は高いと読めた。人口密度が低いおかげで、高い建物が少なく土地も広く気分的にゆったりの印象があった。建物も木造が多くわたしごのみであり惚れるものがあった。中でも室内のインテリアには私が訪問した限りでは満足であった。
 自然環境も温暖で、海、山も近くて、広い公園がやたらに多く、ゆっくり出来た。ヨーロッパみたいな歴史的遺産が少ないので、私達は公園の訪問が多かった。公共でトイレも十分備えられており、ヨーロッパと比較してトイレ環境は良いのでこれも合格。
 弱点は物価が比較的高い印象を受けた。特に観光地の入場料や乗り物はえっと驚くくらい高かった。食料品は消費税の軽減があるので安いかとおもいきや、日本と比較して高いものが多かった。外食価格は日本と同じくらいだが、チップがかならずいるので割高になる。耐久品もちょっと高い印象で、訪問した知人も高いと言っていた。物価については不合格とは言わないが三角であった。
 人間はそんなに親切とは感じなかった。しかし、駅で地図を観ていると、警官や制服を着た人がかならず寄ってきて、相談に乗ってくれた。移住国家であるので多民族だが、特に中国人の多さには驚いた。飲食店も中国料理が多かった印象である。ホームレスもあちこちで散見され、特に青年のホームレスが多かった。
 通信環境はwifiがモーテルで無料で使えたので、そんなに困らなかった。街中でもwifiが使えるとこも多く、バスでも使える事がありまあまあかな。
 二週間しかいなかったので像と蟻の感は否めないが、たくさんの智識を得たことが良かったと思っている。